意識しないとすぐ忘れてしまいますね。
それで、すぐ忘れてしまうところ申し訳ないんですが、コツ追加します。
この記事でわかること
- より読者に伝わりやすい文章の書き方がわかる
- 具体例を使った説明があるので理解しやすい
- 5つのコツを実践することで1ランク上の文章が書けるようになる
ブログが伝わりやすくなる文章の書き方のコツ5選
前回は、読みやすくなる文章の書き方のコツを紹介しました。
今回は、伝わりやすくなる文章の書き方のコツです。
伝わりやすい文章の書き方コツ
- 漢字を使いすぎない
- カタカナを効果的に使う
- 係り受けの距離を短くする
- こそあど言葉はなるべく使わない
- 話すように書く
読みやすく、かつ伝わりやすい文章を書くことができれば、それは理解しやすい文章を書けるということです。
読みやすい+伝わりやすい=理解しやすい
すなわち、読者がスラスラと読める文章、かつ読者に「何が言いたいんだ?」という疑問を持たせない文章が理想です。
ということで、読みやすい文章の書き方と一緒にこの伝わりやすくなる文章の書き方を読んでください。
読みやすくなる文章の書き方をまだ読んでいない場合は、先に読んでおいてください。
-
ブログを読みやすくする文章の書き方のコツ7選!改善例を使って初心者向けに解説!!
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では、5つのコツを1つずつ説明していきます。
【書き方のコツ①】漢字を使いすぎない
漢字は必要以上に使うと、かえって読みにくくなる場合があります。
また、難読漢字は、読者が読めなければ言いたいことが伝わりません。
漢字はほどほどに使うのがいいのです。
漢字の使い方
- 「読み易い」のような複合語は、前の言葉のみ漢字を使う
- 接続詞に漢字は使わない
- 難読漢字は使わない(日常的な使用頻度が低い漢字も使わない)
- 1つの文章中で漢字が続く場合は、漢字をひらがなやカタカナに変える
漢字をひらがなに置き換える具体的な例を挙げておきます。
ひらがなへの置き換えの例
- 読み易い → 読みやすい
- 従って → したがって
故に → ゆえに - 生憎 → あいにく
所謂 → いわゆる - 貴方の言いたい事 → あなたの言いたいこと
漢字が読めない、あるいは漢字が読めないから言いたいこともわからないと思われることは、あなたのブログにとって致命的です。
なぜなら、言いたいことが分からないと感じたら、その読者はあなたのブログから即離脱するからです。
言いたいことがよく分からないブログを根気よく読んでくれる人はいません。
また、漢字が多いと堅苦しい印象を与えます。
堅苦しいブログは、途中で読むのが嫌になります。
したがって、漢字はほどほどに使うのがいいのです。
そして、途中で読むのやめたという経験ありませんか?
【書き方のコツ②】カタカナを効果的に使う
カタカナは文章の中で目立つという特長があります。
なので、カタカナで書けば読者の目に留まりやすくなる効果があります。
カタカナの使い方
- 言葉を目立たせたいとき
- 漢字だと堅くなり、またひらがなにすると読みづらくなるとき
- 意味を強めたいとき
- 擬音語を強調したいとき
私がよく使うカタカナ表記の一例を挙げておきます。
管理人がよく使うカタカナ表記
- きっかけ → キッカケ
こつ → コツ
すっきり → スッキリ - 癖 → クセ
- くどくど → クドクド
ねちねち → ネチネチ - ぱっと → パッと
どきっ →ドキッ
カタカナは必ず使わないといけないというものではありません。
しかし、カタカナを上手に使っている文章は、やはり読みやすいものです。
【書き方のコツ③】係り受けの距離を短くする
「係り受け」とは、「主語と述語」、「修飾語と被修飾語」の関係性のことです。
意味につながりのある言葉と言葉ですね。
こうした言葉はできるだけ近くに置く方が意味が伝わりやすくなります。
次の文章を使って考えてみましょう。
高収入が得られる副業のアフィリエイト
この文章だと「高収入が得られる」という修飾語が、「副業」と「アフィリエイト」のどちらにかかっているか曖昧です。
それは、この文章の意味が下記いずれにもなり得るからです。
- 高収入が得られる副業を案件とするアフィリエイト
- 副業(の1つ)として高収入が得られるアフィリエイト
後者を意図したのであれば、「高収入が得られる」と「アフィリエイト」を近づけるとその意味が明確になります。
このように係り受けの言葉は近づけるべきです。
【書き方のコツ④】こそあど言葉はなるべく使わない
「これ、あれ、それ、どれ」といった言葉をこそあど言葉と言います。
こそあど言葉は、できるだけ使わない方がいいです。
あなたは、下に掲載する文章のどちらが理解しやすいと感じますか?
こそあど言葉を使った文章
難しい言葉や専門用語は使わないことは、伝えたいことが伝わりやすくなる点で重要です。
それらは極力使わず、他の言葉に言い換えられないか考えてみてください。
そのことが難しいのであれば、その意味を補足すると良いです。
こそあど言葉を取り除いた文章
難しい言葉や専門用語は使わないことは、伝えたいことが伝わりやすくなる点で重要です。
難しい言葉は極力使わず、他の言葉に言い換えられないか考えてみてください。
言い換えが難しいのであれば、その言葉の意味を補足すると良いです。
こそあど言葉を使った文章は2行目までは、まだ理解できますよね。
でも、3行目はちょっと考えないと、「そのこと」や「その」がどれを指しているのかわからないです。
つまり、具体的な言葉を使う方が、文章を読んだときにスッと理解しやすいのです。
「これ・あれ・それ・どれ」を使ったとき、それらが指し示す言葉の特定は100%読者に委ねられることになります。
つまり、書き手の意図通りに読者が読んでくれないと、その意図が伝わらない文章になってしまいます。
だから、指示語を使うよりも書き手が具体的に言葉を示す方が、書き手の意図が読者に確実に伝わります。
【書き方のコツ⑤】話すように書く
「話すように書く」というのは、話し相手に話す言葉を使って文章を書くということです。
「話すように書く」やり方
- ブログ記事の内容を伝えたい相手をイメージする
- その相手に口頭で伝えてみる
頭の中でイメージしてもいいし、実際に声に出して伝えてみてもいい - そのとき使っている言葉をそのまま文章に落とす
- 語尾に「~だよね」とつけて話した場合もそのまま書く
- 「あっ」とか「えっ」とか、語りに詰まった場合もそのまま書く
- 質問をしたときもそのまま書く
- 書き終えたら推敲する
とにかく、話す言葉をそのまま書くということです。
いったん書いてみる。
いくらなんでもおかしな文章になったときは、最後に修正します。
ポイントは、話しかける雰囲気を文章で再現することにあります。
それが「話すように書く」ということです。
話すように書けると、堅苦しさのとれた、やわらかい文章が書けるようになりますよ。
ブログが伝わりやすくなる文章の書き方のコツ5選 まとめ
では、まとめです。
今回は、伝わりやすくなる文章の書き方として5つのコツをお伝えしました。
伝わりやすい文章の書き方コツ(再掲)
- 漢字を使いすぎない
- カタカナを効果的に使う
- 係り受けの距離を短くする
- こそあど言葉はなるべく使わない
- 話すように書く
文章は、書けば書くほど洗練されていくものです。
経験を重ねるうちにムダな言葉は自然に省かれ、適切な言葉を選択し、スッキリした文章が書けるようになります。
そのためには、自分のブログを読み直すことも有効です。
そこには必ず気づきがあります。
前回の読みやすい文章の書き方をまだ読んでいなければ、ぜひ読んでおいてください。
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ブログを読みやすくする文章の書き方のコツ7選!改善例を使って初心者向けに解説!!
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前回と今回とで文章の書き方について説明してきました。
1つ上のレベルを目指すのであれば、文章の魅せ方も意識していかなといけません。
こちらの記事も併せて読んでおくことをオススメします。
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ブログ記事をもっと読みやすくするための装飾5選!文章の魅せ方を考えよう!!
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