他にもポイントはありますが、今回はまず最初に知っておいて欲しい7個に厳選しました。
初心者向けの内容ですよー。
この記事でわかること
- もっと読みやすくなる文章の書き方のコツがわかる
- 改善例を使った解説があるので、文章の書き方への理解が深まる
- 文章を書くときに注意するべきポイントがわかる
ブログを読みやすくする文章の書き方のコツ7選
ブログを読みやすくする文章の書き方のコツは、ここに挙げる7個です。
他にも気を付けるべきポイントはありますが、今回はあえて7個に絞りました。
まずはこの7個を実践し、次のステップとして他の注意ポイントも取り入れると良いです。
何事も一つずつ簡単なことからクリアするのが上達の近道です。
ブログ文章の書き方のコツ
- 文末を「です・ます」調で統一する
- 1つの文章を短くする
- 文章ごとに改行する
- 文末は3回以上の同じ言い回しを避ける
- 「の」を3回以上続けない
- 難しい言葉、専門用語は使わない
- ムダな言い回しをしない
では、これらのコツを具体例を交えながら詳しく説明していきます。
【書き方のコツ①】文末を「です・ます」調で統一する
文章の最後の締め方は、「です・ます」調と「である」調があります。
特に意図がなければ、「です・ます」調がオススメです。
が、個人的には好きではありません。
どうしても上から目線という印象を受けるからです。
例えば、先ほどの文章を「である」調で書くと、このようになります。
「である」調の例
文章の最後の締め方は、「です・ます」調と「である」調がある。
特に意図がなければ、「です・ます」調がオススメだ。
読者に不要なストレスを与える可能性のある言い方を、あえてする必要はないでしょう。
「です・ます」調の方が、読者にストレスを与える可能性は低いです。
「です・ます」調(あるいは、「である」調)で書くと決めたら、文末を統一しましょう。
1つの記事の中で「である」調と「です・ます」調を混ぜてはいけません。
これは、ブログだけでなく、ビジネス文章や論文でも同じです。
文末は、これを使うと決めたもので統一してください。
【書き方のコツ②】1つの文章を短くする
悪い例
私は、野球の経験はないのですが、審判をやらないといけなくなり、でも野球のルールを知らないので、審判はあまりやりたくありません。
良い例(改善例)
私は、野球の経験はありませんが、審判をやらないといけなくなりました。
しかし、野球のルールを知らないので、審判はあまりやりたくありません。
1つの文章は短くまとめる方が読みやすくなります。
長い文章は、だらだらと続く印象を与えて読むのが重たく感じられます。
この例では、「しかし」を使って2つの文に分けました。
長い文章は、接続詞を上手く使って2つ以上に分けましょう。
一文を短くすることは、読みやすい文章を書くための基本です。
- 1つの文章で言いたいことを1つに絞る
- 1つの文章の中で、読点は1つしか使わないようにする
といったことを念頭において書くと良いですよ。
【書き方のコツ③】文章ごとに改行する
悪い例
私は、野球の経験はありませんが、審判をやらないといけなくなりました。しかし、野球のルールを知らないので、審判はあまりやりたくありません。
良い例(改善例)
私は、野球の経験はありませんが、審判をやらないといけなくなりました。
しかし、野球のルールを知らないので、審判はあまりやりたくありません。
一文を短くすることと併せて気を付けたいのが、適度に改行することです。
改行の無い文章は、読む気持ちがなくなることがあります。
改行無しに書き続けると、文字が詰まった感じがして、読むほうも息苦しく感じるからです。
よって、文章を1つ書いたら、改行するようにしてください。
また、今の時代、アクセス数の約80%がスマホ経由です。
先ほどの悪い例と良い例の文章をスマホで表示すると、下の画像のようになります。
良い例には少し余白があるので、悪い例よりかは見やすいですね。
だから、改行で余白を作ることが、読みやすさの観点では大切なんですよ。
スマホで見られることを意識して適切に空白を入れることは、読みやすさという観点で大切です。
【書き方のコツ④】文末は3回以上の同じ言い回しを避ける
悪い例
文末は、「です・ます」調で締めます。
一文は短く簡潔にまとめます。
文章1つごとに改行を入れます。
文末は、同じ言い回しを避けるようにします。
良い例(改善例)
文末は、「です・ます」調で締めます。
一文は短く簡潔にまとめるのが、コツです。
また、文章1つごとに改行を入れましょう。
文末は、同じ言い回しを避けてください。
「悪い例」は、全て「ます」で文章を終えています。
文章が単調な感じがしませんか?
また、なんだか小学生が書く日記のように感じるかもしれませんね。
文末に同じ言い回しが続くと、チープな印象を与えかねません。
だから、避ける方がいいです。
「良い例(改善例)」では、文末の言い回しを変えるために言葉を適切に追加しました。
いろいろな言い回しが使えるように工夫してください。
【書き方のコツ⑤】「の」を3回以上続けない
悪い例
ブログの文章の書き方の7個のコツ
良い例(改善例)
ブログを読みやすくする文章の書き方のコツ7選
この例文は、一番最初の見出しです。
素直に言いたいことを書き連ねると「ブログの文章の書き方の7個のコツ」となってしまいました。
「の」が4つも入っていて、ちょっと幼稚っぽいというか、センスがない感じがします。
そこで、「良い例」のように書き替えました。
どうでしょうか?
少しはマシになっていますか?笑
言葉を入れ替える、加えるなどして、「の」の使用回数を減らしました。
「の」を何度も繰り返すことは、単調というかしつこい感じすら受けます。
ですので、「の」は3回以上繰り返さないのが良いです。
【書き方のコツ⑥】難しい言葉、専門用語は使わない
難しい言葉の例
マネタイズ、SEO、ドメイン
難しい言葉や専門用語は使わないことは、伝えたいことが伝わりやすくなる点で重要です。
難しい言葉は極力使わず、他の言葉に言い換えられないか考えてみてください。
言い換えが難しいのであれば、その言葉の意味を補足すると良いです。
難しい言葉の例を言い換えた表現と補足説明を、例として下表に示します。
難しい言葉の例 | 言い換えの例 | 補足説明の例 |
マネタイズ | 収益化 | サービスから収益を生むこと |
SEO | 検索エンジン最適化 | 検索エンジンに最適化したサイトに改善すること |
ドメイン | (なし) | サイトの置き場所を一意に特定する文字列 または、インターネット上の住所 |
ところで、どれくらいの難易度であれば”難しい言葉”となるのでしょうか。
上に挙げた難しい言葉の例は、あなたにとって”難しい言葉”ですか?
難しいかどうかは、ターゲットとする読者によって異なります。
例えば、ブログを全く知らない初心者は、上に挙げた言葉は『難しい言葉』と思うでしょう。
一方、ある程度ブログを勉強してきた人であれば、『難しい言葉』ではないかもしれません。
なぜなら、マネタイズ、SEO、ドメインという言葉に関する知識があるからです。
つまり、あなたの「記事を読んで欲しい読者が難しいと感じるのか」が、難しい言葉の基準です。
なんでそんなことが言われるのかというと、この難しい言葉の基準を決めるためでもあるのです。
【書き方のコツ⑦】ムダな言い回しをしない
悪い例
- 文章を短くするということが大切であるということができます
- 明日までに修正するとします
- 繰り返さないないようにするのが良い
良い例(改善例)
- 文章を短くすることが大切です
- 明日までに修正します
- 繰り返さないのが良い
ムダな言い回しの代表例は、「という」や「こと」、「ということ」です。
この表現はついつい使ってしまいます。
こういう言い方をする人は、自分の言っていることに自信がないのかもしれませんね。
「逃げ」を作ろうと思いがちな人。
そういう場合は、文章を言い切ることを意識してみてください。
2つ目の例文の「するとします」なんてのは、ムダな表現そのものです。
「すると」なんて、まったく不要ですから。
「修正します」で良いじゃないですか。
3つ目はどうでしょう?
わりとありがちな言い回しかなと思います。
ムダな言い回しをそぎ落とすだけで、これだけ文章は短くなるのです。
「文章が短くなるのですね。」で良くないですか?
ブログを読みやすくする文章の書き方のコツ7選 まとめ
冒頭で挙げた「ブログ文章の書き方のコツ」をもう一度確認しておきましょう。
ブログ文章の書き方のコツ(再掲)
- 文末を「です・ます」調で統一する
- 1つの文章を短くする
- 文章ごとに改行する
- 文末は3回以上の同じ言い回しを避ける
- 「の」を3回以上続けない
- 難しい言葉、専門用語は使わない
- ムダな言い回しをしない
今回は、文章の書き方の基本とも言えるコツ7つをお伝えしました。
次は「この人、何言ってんだろ??」って思われないためのコツ5つを紹介します。
良かったら、続きの記事も読んでみてください。
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